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マイメロディの星と花の伝説

<あらすじ>
百年に一度しか咲かない神秘の花の妖精フローラと、永遠の命をもつ水の妖精アーサー。二人はフェアリーランドの森で出会い、そして恋に落ちます。しかし、二人に与えられた時間はたった3日。愛しあう二人は運命に立ち向かい、永遠の愛を手に入れようとしますが…。

観覧日:2012年3月24日・14:10の部
場所:サンリオピューロランド・フェアリーランドシアター

<主なキャスト及び出演キャラクター>
マイメロディ
水の妖精 アーサー 秋光伸次
花の妖精 フローラ 町 真理子
女王 池田ありさ
エルザ 大平里美
火の妖精 ルル 美和彩香

嵐の精(声:末吉秀太)

ほか

<ミュージカルナンバー>
オーバーチュアー
フラワーフェスティバル
ときめく心
いつか届く
星の世界
アクアの泉
ご覧ください
急げ
夢を届けて
星の世界リプライズ

<感想>

JAE SEED Tantei Story in Purolandのイベントを見た後、アトラクション1回無料券を使って「マイメロディの星と花の伝説」というミュージカルを見ました。

パンフレットであらすじと劇中の写真を見たところ、面白そうだなあと思ったからです。

このミュージカルは有料のアトラクション区分(サンリオピューロランドでは、ミュージカルやショーのことをアトラクションと言っています)になるので、入場券のみでは見られません。 通常は、パスポートかアトラクション専用のJOY券を購入しなければいけません。
今回はたまたま、アトラクション無料券がついてきたので 少しラッキーでした。

ストーリーは、辻信太郎さん原作「シリウスの伝説」がモチーフになっているそうです。

子供向けのミュージカルだろうなと安易な気持ちでいましたが、侮れません。出演者の皆さんの演技が大変素晴らしく、クオリティが高かったです。

冒頭は、火の妖精ルルと女王さまのお付きのエルザとの会話から始まりました。 ルルは美和彩香さん、エルザは大平里美さんが演じています。
明日はフラワーフェスティバルだから楽しみといったような会話でした。 マイメロディも出てきますが、ストーリーテラーのような役割でした。

翌日。マイメロディのところへエルザとルルがやってきます。歌は「フラワーフェスティバル」。 フラワーフェスティバル当日のわくわくした気持ちが、この歌の中にこめられていました。

妖精の女王さまが登場します。 女王さまを演じているのは池田ありささんです。

直後、アーサーが登場します。 アーサーは秋光伸次(あきみつ しんじ)さんが演じています。

「よかった。なんとか間に合った!」というアーサーに、「アーサー!」とたしなめるエルザ。女王さまに気づき、一礼するアーサー。

女王さまは手に持っている杖をひとふりします。100年に1度だけ咲く神秘の花から、花の妖精・フローラが現れます。フローラは町 真理子さんが演じています。

ルルが「得意のダンスをフローラと踊ってよ」と、アーサーの背中を押します。

「僕はアーサー。水の妖精」
「アーサー。 はじめまして!」

アーサーとフローラのデュエットダンスから、「ときめく心」の歌へ。 秋光さんの歌声に圧倒されました。まるで、どこかの劇団に所属されていたのではないかなと思うほどでした。 とても上手で、歌唱力のある方だなと思いました。歌だけではなく、演技も安定感のある演技でした。

後になって、秋光さんは以前 劇団四季に所属されていたことがわかりました。 どおりで、歌も演技も上手なわけだ、と思いました。

場面は変わって、夜。

「いつか届く」という歌からでした。

この歌のさび部分「歌おう心合わせて さあ勇気を出して この声届けよう」及び、歌の後半部分の振りつけがお客さんも一緒に参加できるような感じの振りつけになっていました。

「フェアリーランドって、とても素敵ね!」というフローラに、アーサーはフェアリーランドのよいところをたくさん話して聞かせます。

「ねえフローラ、僕たち水の妖精には永遠の命がある。だからどんなに時間がかかるところでも、君を連れていくことができる。ずっと、ずーっと一緒にいられるんだ」
「アーサー、私は3日間あなたと一緒にいられればいいの」
「3日間…?」
「そう」
「なぜ…? どうして? どうしてたったの3日間だけなんだ。君は僕と一緒にいたくないのか?」
「アーサー聞いて。私は、あの花が咲いている3日間だけ生きられるの。 それが私の運命」
「花が咲いている3日間…」
「でも私はとっても幸せよ。あなたに出会えた。そして、メロディやルルにも」
「ダメだよ。そんなの絶対ダメだよ!」というルル。

アーサーはアクアの泉のしずくを使うことを提案します。しかし、それは掟に違反する行為でした。掟を破れば、フェアリーランドから追放されてしまいます。

「それはわかっている。でもほかには…! グランファ、教えてくれ。たとえ追放されても、きっと僕たち2人が幸せに暮らせるところがあるはずだ。頼むグランファ。 教えてくれ」

楡の木のグランファ(ステージ中央に1本の木があって、その木がしゃべります)は神秘の花が咲き終える3日後に突然太陽がかげり、花から出た胞子が光となって空高く飛び散ると話します。その光にのれば遠く離れた星の世界へ行くことができる、星の世界では誰もが永遠に暮らせる、と。

「星の世界で永遠に。よーし!」と、決意をかためるアーサー。
「アーサーやめて! 私のために掟を破るなんて。お願い、アーサー!!」と、懇願するフローラ。

2人のデュエット「星の世界」。ここでも、秋光さんののびやかな歌声が印象的でした。 ステージ全体に声が響いていました。本当に歌が上手だなあと思いました。
フローラ役の町さんとのハーモニーも素敵でした。

町さんも歌がとても上手で、声量のある方だなあと思いました。秋光さんの歌唱力に全く劣らない、素敵な歌声でした。

歌の後に、しっかりと抱き合う2人。

「フローラ、ここで待っていてくれ。明日の昼には必ず戻ってくる。絶対、会いにくるから。約束だ」と、アーサーはフローラに言います。
「アーサー、女王さまに知られたら大変だよ」と、気遣うルルに「大丈夫。うまくやってみせる」と答えるアーサー。
「わかった。気をつけて」と、送り出すルル。
「よし、行くぞ」

アーサーはメビウスの丘へ向かいます。歌は「アクアの泉」。この歌はアーサー、女王さま、エルザのかけあいの歌になっていました。
アーサーは必ず戻るから信じて待っていてほしいというフローラへの想いを、女王さまは掟を破ることは許されないということを、エルザはアーサーとフローラのためにどうか多めに見てほしいといったことを それぞれに歌っていました。
3人の交錯した気持ちが、この歌にこめられていました。

女王さまはアーサーに掟を破らせまいと、嵐の精にアーサーをとじこめるよう命じます。

アクアの泉のしずくをくみ終わったアーサーの前に、嵐の精が立ちはだかります。 嵐の精の声を担当されているのは、音楽グループ AAA(トリプル・エー)の末吉秀太さんです。
声は事前に録音したものを流していると思われますが、末吉さんの低いクールな声が嵐の精の威厳さを出していて、印象的でした。

「アーサー、掟を破るとどうなるか知っているんだろ?」
「ああ」
「おまえはここを追放され、2度と戻ってはこれないんだぞ!」
「僕はどうしてもフローラと一緒に星の世界へ行きたいんだ!」
「考え直せ。今なら間に合う」
「それはできない。どんなことがあっても僕はフローラのもとへ行く。 約束したんだ!」
「仕方がない…」

嵐の精はアーサーを檻の中へとじこめます。
この演出は、レーザーによる演出でした。
レーザーの光が鉄格子のように見えたので、檻か牢獄のような感じなのかなあと思いました。
また、この場面でアーサー役の秋光さんが檻にとじこめられている、という雰囲気を出すためではないかと思われますが、レーザーの光が入ったときに一瞬、体の動きを止めていました。 この演技も素晴らしかったです。

「後2日だけ、我慢してくれ」

そういって、立ち去る嵐の精。

「…フローラ……!!」と、フローラの名前を呼びながら アーサーはいったんはけます。 フローラはアーサーに名前を呼ばれたような気がして、「アーサー? アーサー!」と、アーサーの名前を呼びます。

「アーサーはまだ戻ってきてないわ」というマイメロディ。

ルルも「大丈夫だよ、フローラ。ちょっと時間がかかっちゃってるけど、アーサーはきっと戻ってくる!」と、励まします。

「ありがとう。私、約束を信じるわ」というフローラ。

マイメロディは花の冠をつくって、アーサーに贈ろうとフローラに提案します。

「それはいいね。湖の花は『祈りの花』とも呼ばれていて、祈りを相手に届けることができるんだよ」と、ルル。

「祈りをいっぱいこめて作るわ」と、花冠を作り始めるフローラ。

ルルは戻ってこないアーサーを心配して、探しに出かけます。

女王さまはフローラにアーサーが戻ってこないことを打ち明けようとしますが、エルザがそれを止めます。

女王さまに対して、エルザが歌う「ご覧ください」。フローラを思いやるエルザの気持ちが歌にこめられていました。
歌を聞いていて、胸がジーンとあつくなりました。

ルルはアーサーの様子を見に、メビウスの丘へ向かいます。
そこで、身動きができないアーサーの姿を見つけます。

「アーサー! どうしたんだ!?」
「ルル」
「なんだ? この檻は」
「嵐の精にとじこめられたんだ。ああもう3日目だ。時間がない! フローラ…。約束を、このままでは僕は約束を守れない…!!」と、絶望的になるアーサー。
「まだあきらめるのは早いよ!」

ルルは自分の命を顧みず、アーサーを救うために檻を破壊しようとします。

「ルル、よせ! それ以上やったら君が!!」と、止めるアーサーですが ルルはかまわず続けます。

ルルの渾身の一撃がアーサーをとじこめていた檻を破壊。 アーサーは助かりますが、ルルは力を使い果たしてしまい アーサーの腕の中で息をひきとります。

アーサーに炎の紋章を託し、「私も星の世界に行きたかったな…」という言葉を残して。

「ルル! ルル…!!」と叫ぶアーサー。

美和さんの感情のこもった演技と、秋光さんの慟哭の演技に涙が止まりませんでした。この場面の秋光さんの慟哭の演技は、演技とは思えませんでした。本当にアーサーが泣いているように思いました。

「一緒に行こう。星の世界へ!」

ルルが残した炎の紋章を手に持って、はけるアーサー。

この後の「急げ 急げ アーサー」というコーラスが緊迫感を出していて、見ている私もいっきに緊張が高まりました。
3日目の期限が迫っていることを暗示しているような場面でした。

花冠を作り終えてアーサーの帰りを待つフローラに、女王さまはアーサーは2度と戻ってこない、待つだけ無駄だと告げます。

「戻ってこない…?」と、愕然とするフローラ。

直後、咲いていた神秘の花がしぼみ始めます。ついに、3日目の期限がきてしまったのです。花がしぼみ始めたと同時に、少しずつ元気をなくしていくフローラ。 表情も悲しげな、絶望的な表情にかわっていきます。アーサーに会えない悲しさが、町さんの表情の演技をとおして伝わってくる場面でした。 さらに、花から出た胞子が光となって、とびはじめます

「約束をしたのに…。なぜ来ないの!?」と、叫ぶフローラ。

「フローラ、あきらめないで! アーサーはきっと戻ってくるわ。約束したもの。一緒に星の世界へ行くって。だから、お願い! あきらめないで!!」と、フローラを励ますマイメロディ。

「メロディ…」という女王さま。

そのとき、ルルの魂(だと思われます)が映像で投影されます。 女王さまはルルが命を落としたことを悟ります。

「私は、なんということをしてしまったのか…!! ルル!!」と、悔やみます。

これまで威厳に満ちていた女王さまがこの場面のこのセリフで、初めて感情をあらわにしました。

池田さんのセリフの言い回しも、まるで泣き叫ぶような感じの言い回しでした。

ルルへの愛情と贖罪の気持ちが感じられる1場面でした。

「せめて、もう1度だけ会いたかった…!!」というフローラ。

「フローラ、アーサーは戻ってくる!」

「女王さま…!」と、叫ぶフローラ。

「そなたの運命を変えるのは、そなたの強い思いだけ。フローラ!」

「信じるわ! 必ず、必ずアーサーは戻ってくる!!」

直後。 間一髪でアーサーが戻ってきます。

「フローラ!!」
「アーサー…。 アーサー! アーサー!!」

フローラを力強く抱きしめるアーサー。

アーサーとフローラが会えてよかった、とホッとしました。

そして、アーサーの頭に花冠をのせようとするフローラですが、膝をついてしゃがみこんでしまいます。

膝をついたフローラを、思わず支えるアーサー。

「もうきてくれないかと思ったわ…。 疑ってごめんなさい…」
「フローラ…」
「でも、会いにきてくれた。 それだけで幸せ。きっと、祈りが届いたのね」

フローラはやっとの思いで 花冠をアーサーの頭にのせます。

「とっても素敵よ。 アーサー…」

そう言って、倒れるフローラ。

アーサーはフローラを抱きかかえ、「一緒に星の世界へ行こう。フローラ!」と、アクアの泉のしずくをフローラに飲ませようとします。

しかし、それをフローラは拒否します。

「アーサー、もう胞子は全部とんでいってしまったわ。 でも、これでいいの。これで掟を破らずにすむわ。私はあなたを信じて、3日間生きた。 力の限り生きた。 とても、幸せ……」

アーサーの腕の中で、フローラは静かに目を閉じます。

「フローラ…。 フローラ…!!」

フローラを抱きしめて、悲しみにうちひしがれるアーサー。

慟哭の中で秋光さんが歌う「星の世界」のさび部分。 アーサーの悲しみが見ている側にも伝わってくる場面でした。

「フローラを失うなら、この森にいても意味がない!」

意を決し、アーサーはアクアの泉のしずくをフローラに飲ませます。これによって、再び目をあけるフローラ。

「アーサー!」
「フローラ!!」

2人はしっかりと抱き合います。

アーサーとフローラの深い愛に心をうたれた女王さまは自分のすべての力を使って、胞子の光を呼び戻します。

「さあ行きなさい。そして、いつまでも2人で幸せに暮らすのです」と、アーサーとフローラを送り出す女王さま。

アーサーとフローラは無事、星の世界へ行けるというハッピーエンドでした。

女王さまが歌う「夢を届けて」。アーサーとフローラの旅立ちを見守るような歌詞がとても素敵でした。

ラストは、アーサーとフローラが歌う「星の世界」でしめくくられました。


あっという間の35分間でした。

レベルがとても高く、素晴らしいミュージカルでした。

終演後にこのミュージカルのポスターを見たところ、ひとつの役にそれぞれ3人ずつついていることがわかりました。

出演者は日替わりになるのではないかな、と思いました。

近くにいたスタッフさんに聞いたところ「日によって(出演者が)違う場合もあれば、同じときもあります」とのお答えでした。

とても素敵な作品だったので、また見に行きたいです。
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